日本人なら日本酒を飲み比べてその魅力を満喫したい

日本人ならやはり日本酒の味をよく分かる大人になりたいものです。ワインほどではないにしても、日本酒は産地やコメの品種、仕込みの違いによってかなりの差が出てきますので、その差を楽しめるようになると一気に日本酒の魅力が分かってきます。最近はさかんに世界にも輸出されるようになっていて、高級なお酒としてのイメージが定着しつつありますので、これを機に日本酒の良いところを知り尽くすのも良いでしょう。

日本酒の違いを楽しむにあたっては、いくつかのタイプの違いを理解しておくと楽です。色々な分け方があるのですが、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒といった違いをまず頭と舌で理解できるようになるといいでしょう。日本酒は当然お米からできるのですが、日本酒を作る時には普通にご飯として食べる時よりも精米をしっかりとします。つまり、外側の部分を削り取って中の芯の部分を大事にするということです。その精米の度合いが低い順から、純米もしくは普通、吟醸、大吟醸というように分類するのです。値段は当然原料を磨いているため、精米度が高くなるほど上がります。味の違いとしては、純米もしくは普通酒はどっしりとした味わいがあって、吟醸、大吟醸の場合は若干軽さが出て、吟醸香という独特のフルーティーな香りがしてきます。この吟醸香があるかどうかでお酒の違いを判断することができます。

また、仕込みの差によっても味がかなり違ってきます。日本酒は全国色々なところで作られていますので、蔵による微妙な製法の違いが大きく味を分けます。個々の蔵でも味の違いは大きいのですが、ある程度地方によって味の系統が異なります。どっしりとコクのある味わいがメインとなる地方もあれば、水のようにスイスイと飲めるタイプの日本酒を作るのが得意な地方もあります。日本酒を飲み比べてみる際は、地方ごとに飲み進めていくというのも一つの手だと思います。「地酒蔵元会」のサイトは、日本酒に関する情報が豊富で、楽しいコンテンツも揃っています。

色々な日本酒の違いが分かってきたら、今度は飲み方にも変化をつけると楽しくなってきますね。日本酒ほど温度の変化によって味わいが変わるお酒はないと思えるくらいで、お燗の仕方によって異なる楽しみがあります。同じお酒をまずは冷やで飲み、その後少しずつ温度を上げて飲んでいってみると、温度による差が分かってかなり趣深いものがあります。お燗に向いているのは普通酒で、吟醸酒はお燗をしないと言う人もいますが、個人的には吟醸でもお燗に合うものは多いので、色々試してみるといいと思います。